お知らせ
令和4年 年始のあいさつ(愛知県電機商業組合/理事長 伊藤 茂)
謹んで新年のお慶びを申し上げます。 昨年は、新型コロナウイルスの猛威は衰えず、安堵することなく過ぎた1年でした。 「新しい日常」が定着し、外出時にはマスク着用が当たり前の風景となり、夜の街は人通りが消え、大きなイベントは中止が相次ぎ、1年越しの東京オリンピックは無観客開催となりました。沈鬱なニュースが多い中、将棋界では、瀬戸市出身の藤井聡太さんが、竜王戦を制し史上最年少で4冠を達成。米大リーグで活躍する大谷翔平さんがMVPを獲得。真鍋淑郎さん、ノーベル物理学賞受賞と明るいニュースも有りました。
経済的には、日経平均株価が9月に1990年8月以来約31年ぶりの高値となる3万台を回復したが、世界的な原油など資源価格の高騰、半導体不足や人手不足で景気停滞が嫌気され低迷した。
2年に渡るコロナ禍は、私たち“街の電気屋”の経営にもボディーブローを与えています。地域店の強みである訪問活動が減少、顧客接点が低下し、売上に影響しました。 一方では、「家電品全般は、家庭内で過ごす時間を快適にする。」ことでコロナ禍の中でも業績好調な業種に挙げられています。お客様との接点を工夫することで、まだまだ成果に繋げるチャンスがあります。街の電気屋の信条である「お客様との信頼関係」に係る活動を愚直にすすめていきましょう。
さて、組合活動を振返ってみますと、少人数での総代会、人数を絞っての合同会議等ソーシャルディスタンス確保のため会議形態の変更を余儀なくされました。一方、一昨年から導入したZOOMによるオンライン会議を多用し、会議スタイルとして定着した年でもありました。オンライン会議の効用は、参加者の時間の制約と経費(旅費)の低減に繋がり、参加者にも好意的に受け止められています。
二つ目は、定款に定めはあったものの未稼働であった委員会を9月に立上げました。 委員長を4名の副理事長が担当し、それぞれの事業計画の進捗や課題を討議する場としてスタートしました。こちらも、前述のオンライン会議を導入しています。知恵を集め事業を推進する要の組織として定着させてまいります。
三つ目は、執行部による支部長訪問を年末から手掛けています。役員不在の支部に執行部及び事務局長が訪問し、さまざまなご意見を伺う活動です。 これらの活動を礎に『組合員の組合員による組合員のための』組合の実現に今年も取組んでまいります。
長引くコロナ禍の対応に倦んだ2021年から2022年は、「壬寅(みずのえとら)」 になります。私たちの大切な“虎の子”であるお客様そして組合員を大切にし、“虎視眈々”とアフターコロナを伺い、時には“虎穴に入らずんば虎子を得ず”新しいことにチャレンジする気概を忘れず、“虎は千里行って千里帰る”の如く勢いのある一年にしたいと思います。
年末には新たな変異株であるオミクロン株の感染が、日本でも見つかり、第6波の憂慮に堪えない状況でありますが、愛知県電機商業組合の使命である、
1.“街の電気屋”が、“子・孫”の代まで事業継承できるよう支援すること
2.“街の電気屋”の水先案内人となること を一歩一歩進め、「加盟店から支持され、地域社会に認められる集団になる」ことの実現に邁進いたします。 皆様の組合事業へのより一層のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。
2021.05.20 令和2年度 『総代会』開催
令和3年5月20日(木)ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋にて、新型コロナウイルス感染拡大により愛知県内に緊急事態宣言が発令される中、第61回通常総代会を開催。昨年に続き書面決議にて、理事長以下執行部と監事のみの少人数での開催となった。
第46回 この道一筋50年以上営業継続会社(店)表彰
全国ラジオテレビ電機組合連合会が例年5月に開催する『この道一筋50年以上営業継続会社(店)表彰』で以下の2店が表彰された[今年は昭和46年5月以前創業の会社(店)が対象]。※ 今年度はコロナ禍により総代会が中止となったため、表彰式を行うことが出来ず、後日、郵送で賞状と記念品が贈られた。
【受賞者】
■ でんきPAL中山 (尾張旭市)
■ パナショップ奥町 (一宮市)